曰く、「先づ隗より始めよ」の極意

GWの後半、「1人合宿」と銘打って、集中的に3日間に渡り

コツコツというか、ガリガリと仕事に励んでいます。

年々歳々、自分の怠惰心に非常に甘くなってしまっていて、

週末とか休日に仕事をするとしても、夕方以降から

いやいや体を移動させて「おまえ、これから逃げらんないからな!」と

わからせて半泣き(心で)しながら深夜まで仕事する…という

ばかげたルーティンに我がことながらほとほと呆れていたわけです。

なにがバカげているかって、大切な休日を

「何時になったら仕事しなきゃ…」

「いや、あと一時間いいだろ…」

「いやいや、夜になってからでいいじゃん…」

と、晴れない心で欝々とときを過ごすこと。バカだよーーーーー!!!

それに、スタートが遅いといかんせん終わるのが深夜になってしまって

これはどうしたって健康によくなくて、翌日の体調にも差し障る。


なので、この美しい5月、四季のなかでもとびきり季節の恩恵を

全身で感じたくなる恵の時季に、

「1人合宿」をして、午前中から可能な限り仕事をする3daysを決行しています。


いや、声高に言うまでもなく

非常に効率よいですし、午前中の清々しさとか

時間の有効な活用とか、悪い点が思い当たらないですね。

わかってましたよ、もちろん。


でも、あの朝寝坊の至福ってなんなんでしょうね?

会社員時代も真剣に

「もう人生を棒に振ってもいいから、このまま惰眠をむさぼっていたい」

というダメな欲望にかられたことが数回あります。

目覚めてもまた眠ってよいという至福。

これを延々と繰り返してよいという至福。


今回はダメな自分を誰よりもわかっているがゆえに

都内のビジネスホテルの最安素泊まりレートを見つけて

朝たたき出されるシステムを活用して、午前中から仕事をすることができています。


これを自宅に戻って毎週やっていける意志の強さがあればいいんだけど…

と書いていて思い出しました。


そうだ、今勉強している行動分析学でこれを解決する仕組みが

理論上はわかったんだった。

先人はのたまった。

「先従隗始/先づ隗より始めよ」と。。。。


箱草子仮名手本。

泡沫のように浮かんではパチン、と消えていく。 その「束の間」にピンを指して標本にしてしまおう。

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