先週は本当に疲労困憊した。
病後5年もたつけれど、年齢は上がるばかりだし体力が本当にない。
それでも、血沸き肉躍るとでも表現せざるを得ない興奮を
身の内から感じている。
photo by Wwarby
「自分」とは、いつしか自我すらなくして漠々たる忘却の海に吸収されてしまうものだと思うし
いずれそのようになりたいと思っている。
本当にどんどん、あれほど焦がれて身を持てあますほどだった野心が
遠い、遠い昔のことのように思える。
ああ、野心を眩しく感じられるということは、
野心とは生命力であり若さの特権なのかもしれぬ。
「自分」を形成してきた骨と肉と血、比ゆ的な意味も含めたそれらを
こんな猥雑でちっぽけな私を求めてくれる人たちのまだ白紙な「未来」に還元することができたら
生まれてきた意味があるような
そんな気がしている。
一瞬先は闇。何が起こるかわからぬ。
そんな時代を生きることはサバイブであって、一瞬一瞬に生命を賭して
生きるきらめきを燃焼させていきたい。
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