自称「流浪の民」が観た「流浪びとの叙事詩」

今年一番の寒波到来という予報がてきめんに当たり、この数日の寒さは

いよいよ年末感きわまれり!という感じすらする。いいぞ。

ところで、27日から28日にかけて3つの忘年会があったのだが、

そこで会った人たちみんなにそれぞれ、「ボヘミアン・ラプソディを観よ!」と言われた。

あんまり正直なところ食指が動かなかったのだが、今年最後を飾った忘年会で

何故か「今年中に観ます!」と自ら約束してきた私だった。

photo by Incase.

しかし、29日、30日で新年を迎えるにあたり片付けなくてはならない、少々気が重いことが

いくつか残っている。たとえば大掃除、たとえば年賀状書き、、、、

という大仕事をやっつけて、有言実行いざクィーンだ!!と思ったのですが

もうひとつ、お年賀を買わなくてはいかん。

となるとデパートに近い映画館がいいな…となるとあそこか。

年賀状をやっと投函できたのが17時過ぎ、ほとんどの映画館で「ボヘミアン・ラプソディ」の

上映時間は18時25分頃。全然間に合うけれど、見終わったらお年賀を買えない。

ではお年賀を買ってからとなるとレイトショーか。

うーん、この寒さのなかレイトショー。。帰宅のときつらかろうな。。しかしここは気合で。


鑑賞してきました。

うん、いろんな世代がいいというだけあって、アガる感じがいいですね。

エンターテイメントとして秀逸。アガるアガる。

ブライアン・メイ役の人が遠目だとそっくりで、何気にバンドメンバーの人選もよいです。

終盤のライブ・エイドの模様はさながらライブ会場にいるかのような盛り上がりで

自然と体も動いちゃう。


面白かった!難しいこと考えずに楽しめる映画。

それもそうだけど、自分で決めたこの2日間の計画をすべてコンプリートできたことに

大きな満足感。私ってやつは本当に目標や計画を立てて達成することが好きなやつなのだな。


皆さん、どうぞよいお年をお迎えください。

だんだんとしずかに暮れが押し迫ってくるこの感じ、好きです。


箱草子仮名手本。

泡沫のように浮かんではパチン、と消えていく。 その「束の間」にピンを指して標本にしてしまおう。

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